01/07 永遠の森

１月４日。
俺は森を歩いていた。

途中こんなワイン樽も発見。





一体どこに何をしに行っていたのかと言うと、

少し遅めの初詣をしに、

明治神宮へ。






この明治神宮、
正月三が日参拝者数3年連続で300万人を越える、
日本一の初詣スポット。

大正時代にできた、比較的新しい神社で、
明治天皇と昭憲皇太后を祀る為に、
代々木の地に建立されたもの。

神道では、自然を含むあらゆるものに、
神様が宿るとされるので、
現代に近い実在の人物を神様として祀っても、
なんら問題ないんだって。

賽銭は人がたくさん来るからなのか、
よりたくさんの人が同時に投げ込めるよう、
賽銭箱ではなく地面に布を敷いて、
そこ一帯に投げるようになっている。






そして俺の中でここを初詣に選んだ理由は、
何と言っても都会に広がるその広大な森。

普通神社に茂る大樹と言えば、
杉の木が多いんだけど、
ここ、明治神宮は樫などの照葉樹が多い雑木林になっている。
これは、大正時代の学者達が知恵を絞って、
この地に「永遠の森」を作ろうと考えた結果。

昔、代々木のこの辺りは、ほぼ荒地も同然な風景が広がり、
ここに森を作るにあたり、
ここの気候や土壌に合わない杉よりも、
上記のようなものをたくさん植えて、
自然に残っていく森にしようと考えた結果だとか。
その結果、毎年秋にはドングリが落ち、
翌年には再生する、
本当の「永遠の森」となったそうな。

そんな素敵な神宮の森。
初詣の参拝以外にも、散歩なんかしてみては如何かな？